奥歯の裏側などは、歯ブラシの長さも関係してきますから、適当な長さがあるか否かも、もう一度確認しておきましょう。歯周病の患者さんはそうでない人に比べて、心臓病にかかるリスクが1 遠心鋳造器.5～2倍程度高いという医学的調査があり、心臓病が死因の第1位を占めているアメリカでは、対策の一環として歯周病の予防に力を入れています。　そして、歯の裏側の歯茎（ハグキ）のあたりにまでキチンとブラッシング（歯磨き）ができるように、歯ブラシの当て方を患者さんご自身で工夫するようにしましょう。下の前歯や犬歯（ケンシ）の裏側などは、歯ブラシを口に縦に持っていくような要領で、歯ブラシのヘッド部分のいちばん手前の部分が当たるようにしてやると磨きやすいようです。　奥歯の噛み合わせ面も丁寧に歯垢（プラーク）を掻き取るように磨き上げます。細かい溝にも歯ブラシの毛先がよく行き届くように注意しましょう。そして、歯と歯の間の汚れを、歯ブラシの縦の動きを併用してよく取り除いていきます。